SEOで際立つ地域格差 −検索結果上位表示において東京都が他府県

SEOで際立つ地域格差 −検索結果上位表示において東京都が他府県を圧倒


大阪のヒューゴ社(本社は米国)が、リスティング広告のクリック単価が500円を越える
人気キーワード任意の100種類について、Yahoo!検索(SEO)で上位20位以内に
表示されるウェブサイトの運営元都道府県を調査しました。


http://www.hugoinc.us/News/20070116pr-DET.pdf


【調査結果】
①人気の100キーワードで1位表示されているウェブサイトを運営する企業の所在都道府県
1位 東京(79%)
2位 運営元不明(4%) →※アフィリエイトです(公表の義務がないため)
3位 愛知(4%)
4位 大阪・熊本(3%)


②人気の100キーワードで1位表示されているウェブサイトを運営する企業の所在地方
1位 関東(81%)
2位 東海・近畿(5%)
4位 運営元不明(4%)
5位 九州/沖縄(3%)


③人気の100キーワードで3位以内に表示されているウェブサイトを運営する企業の所在都道府県
1位 東京(73.7%)
2位 大阪(6.7%)
3位 運営元不明(4.7%)
4位 神奈川・愛知(2.3%)


④人気の100キーワードで3位以内に表示されているウェブサイトを運営する企業の所在地方
1位 関東(77%)
2位 近畿(9.3%)
3位運営元不明(4.7%)
4位 東海(3.7%)
5位 九州/沖縄 (2.3%)


Bigワードの上位表示なので、大企業の本社が集まる東京が一番多いだろうなー、
というということは予想がつくと思いますが、この結果を見ると、本社の集中度を
大きく上回る形で、SEOの上位に東京の企業が集中しています。


例えば東京と大阪で比較しますと、
上場企業の本社の数は、 東京 51.3% 大阪 9.8% (※1)なのに対し、
3位以内の企業の数は、  東京 73.7% 大阪 6.7% (③より) です。


つまり、「大阪に本社がある上場企業」には、まだまだSEOの強いニーズがあるはずです。


逆に、東京の大手の企業に関しては、SEOにある程度なじんできており、
「やはり力のあるSEO会社でないと順位を上げられない」ということを理解している
企業も多いことが予想されます。


個人的には、熊本県の健闘が気になるところです。