セカンドライフ 日本上陸間近

米国ではすでに数百万人が参加している、
ウェブ上のバーチャル世界「セカンドライフ」。

世界といっても、リンデンラボという一企業の提供する
一サービスなのだが、GoogleMyspaceYoutube等、
他のWEB2.0的企業に匹敵するのでは
ないかというほどの勢いを見せている。


セカンドライフの世界の中で、
日産が自社の車を販売したり(バーチャルの車)、
ロイター社が支社を作ったり、
サンが記者会見を行ったりと、多くの話題を提供している。


来年の早い段階で日本版がリリースされるとのことだが、
せっかくなので、年末年始の時間を使って「予習」してみようと、
登録してみた。

しかし、、

「使用中のビデオカード(?)が、非対応です。」

とのことで、正常に動かない。。

しょうがない、日本版のリリースまで、
しばし待つとしよう。


とにかく、この「セカンドライフ」には、大きな可能性を感じる。


現実とはもちろん違うが、「完全にバーチャルでもない」ところが
肝だと思う。
相手にするのはアバターだが、その奥には生身の「本人」がおり、
土地や物品の「所有権」というものがある。

これらは従来のオンラインゲームにも共通した特徴だが、
セカンドライフでは、アイテムを集めてモンスターを倒したりはしない。
人々はそこで、他人とのコミュニケーションや創造的活動(あるいはビジネス)を行う。
ドラゴンクエストの世界から、大きく「現実」に寄ってきた格好だ。

バーチャル世界の中で、土地を売って実際に1億円もの
キャッシュを稼いだ人もいる。


バーチャルの世界の中で実際に生計を立て、
その辺のサラリーマンより多くのサラリーを稼ぐ人間が多数出てくるだろう。

そうなった時、レガシーな人々はどのようなロジックで「現実とバーチャルの混同」を非難するのだろうか。